コンビニが怖い ~HSPな私の日常あるある~

家の近くにあるコンビニ。それは一般的には便利で気軽に寄れる場所のはず。

でも、HSPで社交不安気味の私にとっては、ちょっとした緊張スポットでもある。

たとえば、レジに並ぶ時。

「店員さんが無言で待ってたら早く行かなきゃ…でも今、財布出すタイミング失った…」

「後ろに人がいる…早くしないと…え、袋いりますかって言われた?え、あっ、は、はい…!」

「ポイントカード…持ってるけど出せない…なんかゴソゴソしてたら焦って変なカード出しちゃうかも…!」

そんなことが脳内で高速再生されている。レジの数秒が、まるで数分のように感じるんだよね。

たかがコンビニ、されどコンビニ。

他人からしたらどうってことない場面でも、私にとっては一つの“バトル”みたいなもの。

店員さんの表情ひとつで、「怒ってる?」「めんどくさがられたかな?」って気にしてしまう。

でもね、少しずつ気づいてきた。

たとえ自分がめちゃくちゃ緊張していても、店員さんはそれほど気にしてない。

もしかしたら、こちらが思ってる以上に「流れ作業」でやっているだけかもしれない。

だったら、自分の心の中で“勝手に敵を作って勝手にビビってる”だけなのかも、って。

そう思えた日は、ちょっとだけ気持ちが楽になる。

でも、それでもやっぱり緊張する日はある。

そういう日は、セルフレジを選ぶ。

無理に人と関わらなくても、便利な選択肢があるなら、それを使えばいいじゃんって最近は思うようになった。

完璧じゃなくていい。

「社会性」なんて、ひとつの尺度でしかない。

それよりも、自分が安心できる方法を選べる力のほうが、よっぽど生きる力になる気がする。

世の中には、同じように日常の小さな場面でモヤモヤを感じながらもがんばって生きてる人が、きっとたくさんいる。

この記事が、そんな人の“あるある”としてクスッと笑えたり、「自分だけじゃないんだ」って思ってもらえるきっかけになったら嬉しい。

私たちは、今日も今日とて、静かに戦ってる。

コンビニのレジで、気づかれないくらいの勇気をふりしぼってる。

それだけでもう、十分すごいと思う。

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